メゾチント(銅版画)の世界
深遠なるメゾチント(銅版画)の世界
フランスでマニエールノワール(黒の技法)と言われるメゾチント(銅版画)です。
版画には、日本で馴染みの木版画・ヨーロッパで中心の石版画(リトグラフ)や
シルクスクリーン(セリグラフ)、最近ではジグレー(仏:吹き付ける インクジェット)
と言われるデジタルプリントがあります。
銅版画は使う道具や手法によって、様々な呼び名の種類がございます。
要はピカピカの銅の板の表面を、キズをつけたり、キズを取ったり、科学的に薬品を使って
腐蝕させたりして、版画を作ることで、摺りあげる技法です。
静謐な黒色の中に広がる動物や植物
メゾチントは1642年頃ドイツ人 ルートヴィッヒ・フォン・シーゲンによって
発明された画期的な技法です。現在の写真に匹敵する写実的表現が特徴です。
版画にベルソーという道具を使い無数の点刻を施し、完全な黒となる砂目の下地を作り
(道具による手作業というのが大変な作業です)。パニシャーという道具でその点刻
(無数のキズ)を削ったり 磨いたりして 白・灰・黒への美しいグラデーションを構成しつつ、
絵図を描画していく技法です。
ヨーロッパでは写真機(カメラ)の普及で、大変な作業を伴うことから19世紀半ば以降途絶え
忘れ去られた技法となりました。しかし、それを復活させのが、日本の巨匠 長谷川潔
そして浜口陽三でした。
絵画、美術品の販売|アトリエムーン
アトリエムーンでは、福島学院大学で教鞭を執る油彩画家&クレイアート作家、古畑雅規の作品を中心に、個性あふれる作家の絵画や美術品の販売をしております。
全国の有名百貨店の画廊やギャラリーなどでの個展を通じて、実際に観て感じる、美術品の良さを一人でも多くの方にお届けいたします。
ぜひアトリエムーンで価値ある本物の美術品を。
屋号 | 有限会社アート咲輝 |
---|---|
住所 | 東京都練馬区谷原3-8-33 |
電話番号 | 03-5934-3767 |
営業時間 | 10:00~18:00:定休日 土・日・祝日 |
代表者名 | 咲間 昇 |
info@gallery-ateliermoon.com |