瀬戸内の島々
ニューヨークタイムズの「2019年に行くべき52か所」の第7位に瀬戸内海の島々が選ばれた。瀬戸内海の島といえば、直島にある草間彌生氏の黄かぼちゃと赤かぼちゃがまず思い浮かぶ。黄かぼちゃは、海に突き出すように置かれているため台風の影響を受けてしまうそうだ。このかぼちゃのヘタは一度もげてなくなってしまい、作り直しを検討していたところ、波間に浮いていたのを漁師さんが拾って持ってきてくれたそうだ。赤かぼちゃはフェリーの着岸する宮浦港にあり、中に入れるようになっていて、外からも中からも楽しめる作品である。
直島ではそれ以外にも、1992年に開館された アンディ・ウォーホール、デイヴィド・ホックニーらの現代アートを滞在しながら見ることができる、美術館とホテルが一体となった施設がある。2004年には、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの作品を恒久設置する地中美術館が開館した。地中美術館は直島南部の山の下にある棚田状の立体式塩田跡の地下に建設された。四角などの幾何学形の開口部が地上にある以外は、施設全体が地下に埋められている。地下にありながら自然光が採り入れられ、一日のうちでも作品の見え方が変化する。安藤忠雄氏の設計・造形にただただ驚くばかりである。
この地域は(直島・手島・女木島‥など)は、2010年から3年ごとに瀬戸内国際芸術祭を開催している。その2010年には、リ・ウーファン美術館が開館している。半地下構造となる安藤忠雄し設計の建物の中に、リ・ウーファン氏の70年代から現代に至る絵画・彫刻が展示されている。その他、家プロジェクト、AndoMuseum、直島銭湯と観光客の興味を起こさせる、プロジェクトが続けられている。豊島では、2010年の瀬戸内国際芸術祭の一環として、北東部の海を望む丘陵地に豊島美術館が開館した。上空から見た形状は水滴をモチーフにしたもので、建物上部には2つの大きな穴が開いており、外気や太陽光が建物内部に入ってくる構造になっている。2013年には、民家3棟を改修した豊島横尾美術館が開館した。横尾忠則氏の平面11作品のほか、様々なインスタレーションが設置されている。3年ぶりの「瀬戸内国際芸術祭2019」楽しみです。訪れてみたいものです。でも、混雑しているだろうな!!
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