パソコンで興味のある商品広告・関連する話題を何度となく見ていると、知らぬ間にその商品の広告が画面の片隅に出てくるようになった経験をされた方は多いのではないでしょうか。
興味を持つ人々にその人たちに適応した広告を送るというシステム。かつて、テレビ・新聞・雑誌‥など様々な媒体から多くの人々に送った広告よりも、リターンが大きいとされる現代の広告です。

これが手法が今回のアメリカ中間選挙で用いられたという番組をみて、本当に驚きました。
まず、個人個人の属性・興味などを分析する。
例えば　白人・男性・ピックアップ・トラック所有・ハンティング趣味
このような人々には、銃規制反対キャンペーンの動画を送り、共和党指示へ導くという具合です。
これを様々な世代・人種・地域‥などで、属性・興味を分析し、その集団に合ったキャンペーン
コマーシャルを送信するということです。テレビ‥などで各候補者・各党のキャンペーンコマーシャルを流すよりも効果的なのかもしれません。
SNSへの広告宣伝料は、共和党・民主党よりも、トランプ大統領が多いとのデータも紹介されていました。なんとなく腑に落ちてしまったのは、私だけでしょうか。

選挙で一票を投じる判断は、キャンペーンだけではないでしょう。
ですが、継続的に特定の党にたいするネガティブな情報を流され続けると、積極的な応援が出来なくなってしっまたという人が、紹介されていました。理性が感情に流されてしまったそうです。

情報が洪水のように押し寄せてくるなか、自分が何を疑い、何を信じていけばよいのか。
感情に流されることなく、理性的に判断するにはどうすればいいのか。
その答えを探していかなければならないと思う日々です。